ライブレポート

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5月27日(土)に「オトキタ10周年企画第一弾 Soul mArk If me×オトキタ SAPPORO LYRIC FESTIVAL 作詞フェス 其の三」が開催された。
シンガーソングライター「Soul mArk If me(ソウルマークイフミー)以下ソウルマーク」さんが、過去2回開催し好評を博した【歌詞】に特化したオリジナリティー溢れるイベントをイベントスペースEDiTにて開催。出演者9組+ホスト役 ソウルマークさんを加えた計10組によるボリュームたっぷりな7時間!今回はこのライブの模様をレポート!

歌詞にこだわりを持ったアーティスト10組のLIVEはもちろん、このイベントならではの企画として
◎各出演者が作った楽曲にソウルマークさんが作詞し、出来上がった楽曲を披露。
◎ソウルマークさんが作曲した曲に全出演者+一般応募者が歌詞を書いて披露。
◎「北海道のテーマソング」というお題での作詞ワークショップ
そして全ての歌詞がモニターに映し出され歌詞を《しっかり》味わうことが出来る構成。
「歌詞の魅力を存分に楽しんでください」とソウルマークさんの挨拶からスタート。


トップバッターは「コニシユカ」さん。「言いたい事を何回でも伝えられるので同じフレーズを繰り返すのが好き」と語る通り、印象的にフレーズを使い、耳に気持ちよく響いていた。3曲「ちゃんとよんでね」は歌詞が見えないと分からない仕掛けあり!投影された歌詞には1文字目の「縦読み」の技が隠されていた。コラボ曲では少しダークな歌詞をユカさんに歌わせてみたかったという狙いを込めて作詞したという「闇雲の月」を披露した。

2番目の登場は、上から読んでも下からよんでも「ドン*バンド」。自らの歌詞を「駄歌詞(だがし)」と呼ぶ。衝撃のコラボ曲「アメニティー〜お持ち帰りリスト〜」の歌詞は16文字のみ。見事にオチがついた内容にはお見事の一言。聞くだけだと英語詞に聞こえるが、スクリーンに投影されている歌詞はまったく違う内容の日本語詞! 爆笑と感心の声が絶えない大盛上がりのステージとなった。

続いては、サポートギターに黒田雄亮さんを迎えた「橘亜耶」さん、弾き語りでのミュージカル調な曲を作りたかったという「女優降板」からスタート。コラボ曲「夢の図書館」、最新曲「愛のありか」に続いて、軽快なボサノヴァ調で、平和や命について考えさせられる歌詞「日曜、快晴、朝10時」を披露。作詞提供も行っている橘さん、今後は「難しそうだけどアイドルへの歌詞提供にも挑戦してみたい」と語っていた。


7歳とは思えないテクニックを披露したドラマー「よよか」ちゃん、ソウルマークさん、りえさんの家族バンド「かねあいよよか」。ミュージックビデオにもなっている「センス!」からスタート、5文字のサブタイトルが歌詞に隠れている、りえさん作詞「ねがい」へと続いた。よよかちゃんが作詞作曲メインヴォーカルを務めた「音がく」のトークでは家族のほのぼのとした会話に笑いが起こる場面も。りえさんの作曲でソウルマークさん歌詞のコラボ曲「冥府でばったり」では、人生の最期を激しく軽やかに仕上げた歌詞に大きな拍手が沸いていた。

ストレートに思った事を歌詞にしているという「さつらいかほ」さん。1曲目は青春の歌となったコラボ曲「友よ、共に」、続いての「同情するなら金をくれ」ではお客さんとのコールアンドレスポンスで盛り上がり、「人とのつながりがあるから人は生きていける」という気持ちをぶつけた「生きた証」を披露。美しいルックスに反して骨太なフォークソングスタイルで力いっぱい熱い想いを届けてくれた。

「情景を思い浮かべて聴いて頂けると嬉しいです」と語ったのは、心にグサリと刺さる強烈な歌詞を届ける「いむいぱぴ子」さん。リアルすぎる心情に思わず考えさせられてしまう「理不尽ラブレター」、「鏡中女優」と続き、コラボ曲「ミカ」はPOPなメロディーに怖い歌詞を乗せた問題作。ラストの「星の種」では、ギターを置いて感情のままに動き回り、観客たちは演劇を観るように固唾を飲んでいた。


結成32年目の大人5人組バンド「nothing」は今回Vo.松崎さん、Gt.佐藤さん、Gt.Cho.伊藤さんの3名で登場。「生きる」というテーマで書いた「Hometown Ballade」を披露し、2曲目からはカホンに ソウルマークさんを迎えて4人編成でのステージ。コラボ曲「ダイヤの王様」は「nothingには時代を歌ってほしい」という想いが込められた世の中を憂う楽曲。昨年リリースしたアルバムタイトル曲で爽やかな大人の青春ソング「Greenday」をラストに披露した。

様々な食材のテーマにした楽曲が多い、自称「食べ物系シンガーソングライター」の「すずきゆい」さん。自身が大切にしていると語った、子どもの頃の思い出の曲「おじいちゃんのいちご」。続いて、日常の何気ない幸せを描いたコラボ曲「ホーム」は、その情景にほのぼのしてしまう温かな歌詞。次の「操作ミス」ではあまりの超絶技巧のピアノテクに会場からはどよめきが!ラストは「Lasting Treasure」、明るく前向きな応援ソングに温かなクラップが沸き起こった。

5人組バンド「そしてスロウ」は、Vo.岡田さん、Gt.吉田さん、サポートKey.に古河さんを迎えての3人編成で登場。切ない失恋ソング「AM0:00」からスタート。ソウルマークさんが一番時間をかけたというコラボ曲「クローンNo.108」は岡田さんに“言わせたい言葉がある”という意欲作だ。岡田さんは「アコースティック編成かつスクリーン投影があるのは歌詞を感じてくれやすいので嬉しい」と語っていた。


大トリはもちろんホスト役の「ソウルマーク」さん。1曲目は主役になれなくても自分の役割をやり続けるという楽曲「ベンチウォーマー」。サッカーを知っている人には面白いフレーズが出てくる歌詞。続いては以前の「作詞フェス」で制作した「あいするということ」を披露。
このイベントは北海道を「作詞の名産地」と言われるくらいにやり続けたい」と今後への意欲を丁寧に語り、会場と出演者から惜しみない大きな拍手が送られていた。



photo by まこっちゃん

SET LIST

コニシユカ
1・羊を数える
2・脳内会議
3・ちゃんとよんでね
4・闇雲の月

ドン*バンド


1・アメニティ 〜お持ち帰りリスト〜
2・アワナイ
3・おばさん、冷房
4・うたう
5・山菜トリニティー
橘 亜耶
1・女優降板
2・夢の図書館
3・愛のありか
4・日曜、快晴、朝10時

《課題曲発表(同じ曲に違う歌詞をつけて発表》


1・つながるそら (岡田真麻・そしてスロウ)
2・美味しい大地北海道 (すずきゆい)
3・道 〜Let's do it 〜 (伊藤新・Nothing)
4・すみっこ少女 (いむいぱぴ子)
5・そのままで (さつらいかほ)
6・北からの便り (相馬りえ・かねあいよよか)
7・未来、その先へ (橘亜耶)
8・聳ゆる峰 (スガデガス・ドン*バンド)
9・ずっとみているもの (コニシユカ)
10・青空と風 (ほしのしほ)
11・北海道150年を祝う歌 〜14戦士バージョン〜 (作・どうちょくん 歌・よよか)
12・Polaris (杉野詩郎)
13・雪街から偲ぶ花 (作・タディー 歌・相馬りえ)
14・ハマナスの風 (Soul mArk If me)
かねあいよよか
1・センス!
2・ねがい
3・音がく
4・冥府でばったり
さつらいかほ
1・友よ、共に
2・同情するなら金をくれ
3・生きた証
4・諦めかけた人達へ
いむいぱぴ子
1・理不尽ラブレター
2・鏡中女優
3・ミカ
4・星の種
Nothing
1・Hometown Ballade
2・All or Nothing
3・ダイヤの王様
4・Greenday
すずきゆい
1・おじいちゃんのいちご
2・ホーム
3・操作ミス
4・Lasting Treasure
そしてスロウ
1・AM0:00
2・5号線
3・クローンNo.108
4・だって私は知っている
Soul mArk If me
1・ベンチウォーマー
2・あいするということ

《フィナーレ・課題曲バンド》


1・北海道の鍋
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